背景

野外勉強会 開催しました!


現地画像1


弊社では、年度が明けたこの時期に毎年地図に関する勉強会を行っています。
今回は市内にて、屋外で勉強会を開催することにしました。
地図に出てくる図式が現地ではどのようにできているのか?
現地の状態をどのように地図に表現しているのか?
実際に地図と現地を見比べてみようという試みです。



堰(せき)ってどんな形?


現地画像2


堰(せき)の形を確認中です!
堰(せき)とは、河川 の流水を制御するために河川を横断する形で設けられる構造物です。
地図の図式では、上線が破線、下線が実線で表現されています。



橋の上から


現地画像3


橋に沿って小さな空中輸送管がありました。
用水路へ落ちるケバ(人工斜面)がキレイに見えます。
水田に水が張られていて、田植え間近ですね。



石積み被覆(ひふく)


現地画像4


高低差のある部分を保護する被覆(ひふく)は、1/1,000縮尺の図面では
コンクリート、ブロック、石積みに分類します。
実物を見ることで被覆(ひふく)の違いが分かりますね。



歩道にも種類がある?


現地画像5


歩道にも種類があって、ガードレールで分けられていたり
コマ止めで分けられていたり、マウント(車道より少し高くなっているもの)の歩道があったり...。
ここは交差点付近なので、電柱、信号、マンホールなどたくさんの構造物があります。
1/1,000の地形図では全て図式で表現するので大変です(^_^;)



終わりに

曇り空の中での半日の勉強会でしたが、雨に降られることもなく良かったです!
高低差のある場所を歩いたので、皆さん結構足にきていたのではないでしょうか?
今回は入ったばかりの新人さんもいましたので、有意義な勉強会になったと思います。
これからも定期的に行いたいと思います!!